DataSnipperは、ローカルにインストールされ動作するアプリケーションですが、一部の機能にはインターネット接続が必要です。
DataSnipperからのすべてのインターネット通信は TLS 1.2 によって暗号化されます。クライアントのファイルがDataSnipperのサーバーに送信されたり保存されたりすることはありません。詳細については、プライバシーポリシーページ(英語)をご覧ください。
はじめに
この記事は、IT チームがネットワークおよびセキュリティ環境内のセキュリティ設定を適切に管理するためのガイドです。これにより、DataSnipper のすべての機能をユーザーが問題なく利用できるようになります。DataSnipperはExcel内で実行されるローカルインストール型のアプリケーションであり、PCまたは仮想マシン上で動作しますが、一部の機能はMicrosoft Azureへの接続が必要です。
設定が必要な項目
バージョン 4.1 以降では、以下に記載のエンドポイントを統合しています。中断やパフォーマンスの低下が生じることなく、完全に機能を利用するためには、以下のエンドポイントを許可リスト(allow-list)に追加する必要があります。
バージョン 4.1.x 以降
- api.datasnipper.com
バージョン 4.0.x 以前
- license.datasnipper.com
- metrics.datasnipper.com
- api.datasnipper.com
テキスト認識機能
DataSnipperはAzure Cognitive Servicesを使用しています。テキスト認識に使用されるOCR(光学文字認識)を適切に動作させるためには、お使いのAzure Cognitive ServicesのエンドポイントURLを許可リストに追加する必要があります。この手順をスキップすると、テキスト認識機能が動作しない可能性があります。
テキスト認識機能のURLは地域ごとに異なります。ご自身のURLが不明な場合は、カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。以下は URL 構造の例です。
- [地域].api.cognitive.microsoft.com
テキスト認識機能の動作に問題が生じた場合は、こちらをご覧ください。